ヘルニアとは、鼠経ヘルニアや頸椎ヘルニアなどさまざまありますが、ここでは腰痛の原因で最も多い椎間板ヘルニアについてご説明していきます。

背骨は、椎骨と呼ばれる骨が連結してできています。腰椎とは、背骨の下にある5個の椎骨で構成された部分です。椎骨と椎骨の間には椎間板があります。椎間板は、水分を含んだゼリー状の髄核（ずいかく）と、それを取り囲む線維輪（せんいりん）と呼ばれる軟骨組織の二重構造になっています。

椎間板は腰椎に加わる圧力を分散させ、衝撃を和らげるクッションのような役割を果たしています。

しかし、加齢や外傷などによって髄核を取り巻く線維輪が弾力を失うと、小さな亀裂が入って、髄核の一部が外に飛び出します。この押し出された髄核が神経を圧迫するため、腰に痛みが生じるのです。この状態が長く続くと、痛みやしびれがだんだん強くなっていきます。

椎間板には、座る、立ったまま前屈みになるといった姿勢や動作でも体重の約2・5倍の圧力がかかるといわれ、こうしたことの繰り返しが、椎間板に変性をもたらし、椎間板へルニアに発展するものと考えられています

椎間板ヘルニアは、高齢者よりも20代から40代にかけての比較的若い男性に多いと言われていますが、女性でも前かがみや中腰の姿勢を長時間続けたり、重たいものを急に持ち上げたりしたときなどに発症する危険性があります。

仙台市太白区「えびす鍼灸整骨院」の施術は、痛い腰だけを施術するようなことはしません。

椎間板ヘルニアの根本原因にアプローチし、痛みのでない体作りを行います。

そのため一般的な整骨院で行われる電気治療やマッサージといった表面的な施術は行いません。

当院では根本原因を特定することから始めます。

椎間板ヘルニアといっても、その人その人によってお体が違うので原因や気をつけるポイントが変わってきます。

体は、歪み→関節→筋肉→神経の順番で悪くなり、良くなるにはその逆を通って良くなります。

それをふまえ、患者様の生活環境やお体の状態に合わせて、問診、カウンセリングをしっかり行います。

骨盤や背骨の歪み、筋肉の緊張や関節の状態、生活習慣などを把握した上で骨盤調整、背骨調整、筋肉調整を組み合わせて施術を行います。

椎間板ヘルニアは、背骨の土台となる骨盤の状態によって、痛みが長引いてしまうことがよくあります。

整形外科や接骨院、整骨院で腰だけ施術してもらっても良くならないのは、背骨の土台となる骨盤が歪んでいるからかもしれません。

骨盤が歪むと背骨のS字カーブが保てなくなり、より椎間板に負担がかかるようになります。

その状態で中腰の姿勢や重いものを持つなど、腰に負担をかけつづけるとぎっくり腰や慢性的な腰痛になりやすくなり、ひどくなって椎間板ヘルニアになっていきます。

当院では、腰だけではなく全身のバランスをみて土台となる骨盤からしっかり整え、痛みをとることはもちろん痛みを繰り返さない体作りも一緒に行っていきます。

椎間板ヘルニアは、セルフケアや生活習慣の改善が特に重要になります。

普段の家での姿勢や仕事の姿勢、寝具、体の使い方、腰に負担をかけないストレッチや体操などのケアもしっかりとお伝えし、椎間板ヘルニアになる前よりも元気で痛みを繰り返さない体作りを行っていきます。

当院の整体は、強く揉んだり、関節をボキボキするような施術はありませんのでご安心ください。

体に負担をかけないソフトな施術で自律神経にもアプローチし、痛みを解消しながら体の奥からリラックスするとても優しい治療です。

仙台市太白区で椎間板ヘルニアにお悩みの方は、「えびす鍼灸整骨院・整体院」までお気軽にご相談ください。